1アマとったときの勉強方法(2019年度)

健忘録がてらに勉強法をさらっと書いとく。
ただし、勉強を始めた時点での知識や理解には個人差があるので、この通りにしても必ず受かるとは保証できないことだけは留意していただきたい。

(1)第一級アマチュア無線技士試験問題集 第2集 (合格精選450題)[吉川忠久著]を5回以上繰り返しとく。これは過去問を解く上でのベースとなるものだから、あくまで基礎学習と形で身につけること。法規のみに関しては、第1級ハム 集中ゼミ[吉川忠久著]のほうが解説が詳しいので、法規の勉強のために限定してこっちを読んでみるのもいいかも。

(2)第1級ハム国家試験問題集 2019/2020年版 (HAM国家試験) [野口幸雄著]を5回以上とく。これを行って初めて本番の問題を解く力が養われるんで(1)だけやって受かると思うなってことやねw、解説読んでもわからないところは、無線受験の大先輩のサイト等で理解を深めること → 皆空の中で(http://take103.blog.fc2.com)また、最新の過去問題はJH3KCWさんのサイト(http://www.dental.gr.jp/jh3kcw/kokushi/kokushi.htm)で公開されているので、問題集でカバーできない範囲はここを参考のこと。

(3)モールスに関しては
umeship99さんのまとめてくれたサイトが役立った(https://matome.naver.jp/odai/2144673502593912801)、ゴロで覚えても瞬時に脳内で変換できるようにならなければ、実際の交信では使えないけど、択一式の試験を突破するのには十分です。CW打ちまくっている無線局長さんはあえて覚えなくても、試験突破は可能かと思うので、CWに不慣れな方や初めての方にはおすすめです。

(4)余力がある方、物理数学大好きな方は、(1)~(3)の後、第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾[吉村和昭著]をやてみてもいいかも。あらゆる電磁波物理学の数式がわかるようになります。ちなみに私はやりませんでした。というのも、本番では、(1)過去問の丸々そのまま問題(2)過去問をちょっと変えた問題(3)完全な新問題の3種類が出るんで、過去問をある程度、周回することで、計算式問題もパターン化できるわけね、だから100%理解してなくても暗記で解ける事が多いのね。だから、満点狙わなくてもいいかなってんで軽く1回読んだだけだわw

以上。諸君の検討を祈るw

資格者証をスキャナ画像から切り出すやつ

資格報告系ブロガ以外、需要ないかもしれないけど、資格者証をスキャナ画像から切り出すソフトを書いてみた。
学生時代に、同じものmatlabで動かしてたんだけど、遅いしたかだかこれのためにmatlabもってなるよねってpython+opencvで書いてみました。適当に作ったので不具合があったら、適当に直して使ってくださいね。

gitはこちら→https://github.com/SuzuneToumyou/Cut-of-certificate.git

参考:

https://qiita.com/ikanamazu/items/d752225a0a9834ce0d41
https://qiita.com/kenfukaya/items/77b49856e17a6882d422

UbuntuLinuxが起動しない日

実験に使ってるHyperVに乗っかている、UbuntuLinuxをいつものように立ち上げると起動しない。エラーコードは以下の通り、

調べると、どうも強制シャットダウンやアップデートエラーなどでLiunxの起動用ファイルが壊れた様子。
治す方法としては、

1.ディスクパーティションを修正する
2.起動時にpiixのエラーを無視する設定を組み込む

方法がある。2.では根本的な解決にならないため、1.を行うほうが好ましいと思われる。実際、今回のトラブルは1.で解決することができた。
1.の具体的方法であるが、上記エラーが検出されたとき、Ubuntu20.04LTSではBusyboxというターミナルの劣化版みたいなのが立ち上がるんだけども、
この中でfsckを用いてsda1(システムパーティションの位置によって変更してください)に対して、修復をかけてやればよい。
ただし、Busybox内で直にfsckと叩いてやっても起動しないので具体的なコマンドは

となる。実行中はやたらyes/noを聞いてくるのでとりあえず、すべて”y”としてやった、これで当環境では復旧し、Ubuntuがようこそしてくれたのであった。

参考サイト
https://ultrabem-branch3.com/informatics/linux/error_initramfs

https://unix.stackexchange.com/questions/479859/ubuntu-recovery-says-fsck-from-util-linux-and-exits

https://blog.xuite.net/jyoutw/xtech/42705602-Ubuntu+10.10+%E5%AE%89%E8%A3%9D%E5%9C%A8+Virtualbox%EF%BC%8C%E9%96%8B%E6%A9%9F%E6%99%82%E6%9C%83%E5%87%BA%E7%8F%BE+…SMBus+base+address+uninitialized…+%E9%8C%AF%E8%AA%A4%E8%A8%8A%E6%81%AF

RaspberryPiにTeamViwerクライアントを入れる方法

RaspberryPiにはChromeRemoteDesktopが入れられないので、代わりになるものをと探したらTeamViwerってのがデマンドニーズに合致したんで入れてみる。
リンク先の通りアカウント登録など行いブラウザから管理できる状態になったら次のコマンドでラズパイにTeamViwerクライアントをインストール。

インストール後はラズパイ側でパスワードを設定してやって、ブラウザ管理画面からラズパイ側で確認したTeamViewerIDを用いてノードを追加して終わり。

参考

外出先からRaspberry PiをリモートアクセスできるTeamViewerを試してみました

新年の挨拶と1アマ受験結果報告

もう明けて一ヶ月が過ぎようとしているけど、挨拶がまだだったので、ちょっと遅くなりましたが、皆様本年も何卒よろしくお願いいたします。
さてさてさて1アマの結果ですが、おかげ様でなんとか合格し、従事者免許を頂戴できましたね(*^_^*)。せっかく合格したので、どういった勉強を行ったかなどをまとめて近々アップしたいと思います。それでは!

1アマ対策(7)

去年の4月の法規のB問題から

この問題はいわゆる悪問だけどメモっとく

[電波法] 第七十二条  総務大臣は、無線局の発射する電波の質が第二十八条の総務省令で定めるものに適合していないと認めるときは、当該無線局に対して臨時に電波の発射の停止を命ずることができる。

他に選択肢が4つあるけど、他が間違いで正解1つだけっていう、1×3-2×2法則に反するイレギュラーな出題の上、知ってる人はできるけど知らない人はできないやばいパターン。

72条で言ってることは、電波の質が基準値にない局は総務相が電波発射の臨時停止ができますってこと。

電波の質に関しては、基準を満たさないときは修理や対策などしろって条文もあるので注意。こっちはどっちか言うと特小や無線局レベルにない局(免許なし)に対しての対策を盛り込んでるような感じかな??

1アマ対策(6)

今日は2018年4月の工学から

半波長ダイポールアンテナに対する相対利得10dB(G)、地上高20m(h1)の送信アンテナに、周波数50MHzで40W(P)の電力を供給、電波を放射したとき、最大放射方向における受信電界強度が40dBμ V/m(1μ V/mを0dBμ V/mとする)となる受信点(受信アンテナ高15.5m(h2))と送信点の距離を求めるって問題。

まずポイントは40dBμ V/mってやつ、こいつは実質-40dBを示すもので-40dB=10log10^-4って変化でき、真値では受信電界強度Eは10^-4となる。

そして次に電波の波長を求める。こいつは波長=300/50MHz=6mってできる。周波数の単位がMHzであることに注意してください。

そして最後にE=88×h1×h2×√(G×P)/(波長×距離^2)に代入する。
ややこしい式が問題で書いてるが、上の式だけ覚えてください。
88をは4×7×πの近似解なので計算量が減らせます。

また15.5mを15mにしたところで対して変わらないのでh2は15mにしちゃいます。
相対利得10dBの真値は10なので、この式に代入すると。

10^-4=88×20×15×√(10×40)/(6×距離^2)
つまり 距離^2=88×20×15×√(400)/(6×10^-4)としてやって、
距離^2=(1/6)×88×20×15×20/(10^-4)=88×10×5×20×10^4
でな、回答選択がkmなんで10^-6をかけてやる。
km距離^2=88×1×5×2になる。
でkm距離=√(88×5×2)となるんで、√(11×5×8×2)てできて、
4×√(55)となるんで、ここで√(55) は7×7=49と8×8=64の間だから、
√(55)はだいたい7.5だよねーってことで、
km距離=4×7.5=30kmとできます。

今日はここまで〜(^O^)/

1アマ対策(5)

今日は2018年4月の法規から
アマ局免許の再免許申請については、無線局免許手続規則16条−2と17条にあって、

第十六条の二 再免許の申請が陸上移動局(設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信を行う無線局並びに同条第十号に規定する広帯域移動無線アクセスシステムの無線局のうち二、五四五MHzを超え二、五七五MHz以下及び二、五九五MHzを超え二、六四五MHz以下の周波数の電波を使用するものを除く。)、携帯局、アマチュア局(人工衛星等のアマチュア局を除く。)、簡易無線局及び構内無線局に関するものであるときは、前条第一項の規定にかかわらず、再免許申請書に添える書類に代えて再免許申請書に次の各号に掲げる事項を記載するものとする。
1 免許の番号
2 識別信号
3 免許の年月日及び有効期間満了の期日
4 希望する免許の有効期間
5 申請の際における無線局事項書及び工事設計書の内容

第十七条 再免許の申請は、アマチュア局(人工衛星等のアマチュア局を除く。)にあつては免許の有効期間満了前一箇月以上一年を超えない期間〜略〜。

とある。
ここでポイントとなるのは、第十六条の二の記載事項と第十七条アマ局の申請期間で、
1.「3の免許の年月日及び有効期間満了の期日」
2.「免許の有効期間満了前一箇月以上一年を超えない期間」
で聞かれる問題が出題されている。

「3の免許の年月日及び有効期間満了の期日」ってのは現在の持っている免許の有効期間であって、1の免許番号がわかったら不要じゃねーのって思うけども、更新手続きをスムーズにするための記載事項だと思われる。4の新しい免許の有効期間とのセットで頭に入れておくといいかもしれない。
「免許の有効期間満了前一箇月以上一年を超えない期間」ってのは、

←            一年未満            →
○ーーーーーーーーーーーーーーーーーー○ーーーーーーーー◎満了
←     更新可能期間       →←1か月・更新不可→

ってことになる。これも図とともに頭に入れておくといいかも。
ってな感じで今日はおしまい。

1アマ対策(4)

2018年12月試験の法規問題より
電波法 第百六条  [自己若しくは他人に利益を与え]、又は他人に損害を加える目的で、無線設備又は第百条第一項第一号の通信設備によつて虚偽の通信を発した者は、[三年以下の懲役又は百五十万円以下の罰金]に処する。

ここでのポイントは、
1.自分と他の第三者の利益のために無線使って嘘ついたらいけませんよー
2.3年以下の懲役又は150万円以下の罰金ペナルティだよー
ってところ
1は他の第三者ってのは、まあ基本的に無線は、通信業務を除いては他の人のために使うことはできないので、自分もだめだったら他人もだめだよって感じかな?
2は5年以下の懲役又は250万円以下の罰金とごっちゃにされるんだけど、前に出てきたとおり威力業務妨害よりも嘘の罪は軽いよねってことでマイルドペナルティになってるんで威業のとこだけ覚えてたらわかるし
ってな感じで今日はここまで